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俺おれ俺おれ 星野 智幸

تأليف :
الولادة : 1953 هجرية
الوفاة : 1 هجرية

موضوع الكتاب : الأدب --> أصول الأدب

تحقيق : 'NA'

ترجمة : 'NA'



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قصة الكتاب :
新潮社(新潮文庫)/2013年/343ページ/本体550円/ISBN 978-4-10-
116452-6
星野 智幸
1965年米国・ロサンゼルス生まれ。新聞記者を務めた後、メキシコへ留
学。1997年『最後の吐息』で文藝賞、2000年『目覚めよと人魚は歌う』
で三島由紀夫賞、2003年『ファンタジスタ』で野間文芸新人賞、2011年
『俺俺』で大江健三郎賞を受賞。著書に『ロンリー・ハーツ・キラー』『水
族』など。

この小説のタイトルは、外国語に翻訳することが極めて難しい。「俺」は、日本語
の一人称単数の代名詞で、本来、男性だけが使うちょっとぞんざいな形である。最近
の日本では、若い男が老女に電話をかけ、名乗らずに「俺、俺」とだけ言って息子で
あると信じ込ませ、金を銀行口座に振り込ませて騙し取るといった詐欺事件が頻発し
て社会問題になっており、これを日本語で「オレオレ詐欺」という。
『俺俺』の表題もこの新語を踏まえたもので、実際、主人公はたまたま入手した見
知らぬ男の携帯電話を使って、その電話の持ち主の母親に電話し、90万円の金をやす
やすと騙し取ってしまう。現代の世相を反映した、犯罪小説を思わせる発端だが、そ
の先の展開は誰も予期できないほど奇想天外なもので、作品は不条理な幻想小説の域
に踏み込んでいく。「俺」が騙した他人の母は、「俺」に会ってもなぜか本物の息子と
信じて疑わず、「俺」が実家に行ってみると、そこには別の「俺」が住んでいて、自
分は本来の母から息子と認知されない。やがて「俺」はどんどん増殖し、社会には無
数の「俺」が溢れ、ついに「俺」同士が互いに殺し合って食い合うまでになる。
現代人のアイデンティティの危機と、家族や社会における共同生活の空洞化を風刺
した、ブラックなユーモアに満ちた作品である。(NM)

 

  
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