مجال البحث
المكتبة التراثية المكتبة المحققة أسماء الكتب المؤلفون القرآن الكريم المجالس
البحث المتقدم البحث في لسان العرب إرشادات البحث

母の遺産──新聞小説 水村 美苗

تأليف :
الولادة : 1953 هجرية
الوفاة : 1 هجرية

موضوع الكتاب : الأدب --> أصول الأدب

تحقيق : 'NA'

ترجمة : 'NA'



إقرأ الكتاب
نقاشات حول الكتاب
كتب من نفس الموضوع (712)
كتب أخرى ل (239)



() التواصل الاجتماعي – أضف تعليقك على هذا الكتاب

 

قصة الكتاب :
中央公論新社/2012年/528ページ/本体1800円/ISBN 978-4-12-004347-5
水村 美苗
1951年東京都生まれ。イェール大学で仏文学を専攻。プリンストン大学
などで日本近代文学を教える。1990年『續明暗』で芸術選奨文部科学大
臣新人賞、2003年『本格小説』で読売文学賞、2012年『母の遺産―新聞
小説』で大佛次郎賞を受賞。他の著書に『手紙、栞を添えて』など。

『母の遺産』は、50代の大学非常勤講師、美津紀を主人公とした長編で、高齢の母
の介護と夫の浮気という二つの軸を中心に展開していく。元芸者の娘である母は、自
由気まま、わがままでぜいたくな気質が最後まで抜けず、世話をしてくれる美津紀と
その姉、奈津紀をふりまわし、へとへとにさせる。
その母が骨折による入院から、老人ホームでの生活を経て亡くなるまでの壮絶な
日々が描かれる一方で、夫の浮気を発見し、衝撃を受けながらも、母の遺産を活用し
て自立し、夫と離婚することを決意する美津紀の姿が示される。下手をすれば陰惨に
なりかねない重い題材だが、そこそこ裕福な人たちの暮らしを描く筆致はむしろ爽や
かなくらい明快で現実感があり、いわゆる「ワーキングプア」とは対極的な日本の「い
ま」のある一面をよく捉えている。母の死を告げる冒頭が、いきなり金の勘定ととも
に始まるということも、この小説の戦略をよく示している。
なお、この作品は副題にわざわざ「新聞小説」という看板を掲げ、このジャンルに
対する一種のオマージュであることを宣言している。実際、この作品も読売新聞に1
年以上にわたって連載されたものだ。日本ではいまだに、長編小説の新聞連載が文学
において大きな意味を持っている。(NM)

 

  
كتب من نفس الموضوع 712 كتاباً
أوفيد... قيثارة حب
الإلياذة
التحولات
ماكبث - خليل
مأساة كريولانس
المزيد...
  
كتب أخرى ل239 كتاباً
[الإسقاط الفردي] كتبه ابي كازوشكي
[يوم مثالي للبقاء وحيدًا] أوياما ناناي
[كيريشيما يترك نادي الكرة الطائرة] اساي ريو
[السلاسل المصلصلة للشباب] أشيهارا سوناو
[عالم جديد رائع] اكازاوا ناتسوكي
المزيد...

أعد هذه الصفحة الباحث زهير ظاظا .zaza@alwarraq.com


مرآة التواصل الاجتماعي – تعليقات الزوار